甑島での現場日記~その②~現場初日
みなさん、こんにちは。
前回に続いて、甑島の現場日記を紹介いたします。
昨年のクリスマスイブ前日の12月23日に現場に乗り込みました。
鹿児島県とはいえ、離島で風がとても強いので
予想以上に厳しい寒さの中、現場はスタートしました。
ただ、ホテルが現場なので、特定の客室を貸しきって
各業者が寝泊りできたので大変助かりました。
通勤時間が省ける分、みっちり仕事に専念できるわけです。
そして延べ3ヶ月の現場が始まりました。
メインの仕事として、現状施設の改修と
娯楽施設が一切備わっていないことから
新たにカラオケルーム、カフェバー、焼肉レストラン
コンビ二風売店など、島民や宿泊客が喜びそうな空間つくりが
最大の目的でした。
12月24日、クリスマスイブの日。
初日はカラオケルームをつくる工事からはじめました。
図面通りにいけば大小合わせて4部屋のカラオケルームが完成します。
ところが、現状はたいそうな造りの和室の宴会場でした。
この場所を跡形もなく解体することから作業は始まりました。
埃を撒き散らさないようにしっかり養生をして
現場基地をつくりました。
ひとつひとつ地道に取り外しながら解体は進みました。
とりあえず、スケルトン状態にして、
年明けから一気に現場が始められるように準備しました。
客室から見る景色。
年明けから、この景色をゆっくり眺められる日が
訪れるのだろうか。
そう思いながら現場を一時離れて年越しを迎えました。
(つづく)