早良区/医院(内科)/干隈すみれ内科クリニック
皆さん、こんにちは。小嶋です。
今回のご紹介する店舗様は【干隈すみれ内科クリニック】様です。
鹿野内科医院という院名から、干隈すみれ内科クリニックに変わる際の看板の意匠変更工事で、今回、設置場所を含むところから、ご提案をさせて頂きました。
【施工前の外観】がこちらです。
白の塗装が施されたばかりの壁面で、まだ何もない状態です。この段階でサイン設置をどのようにするか、先方様と計画を立てていきました。自立看板を敷地内の建てる等いろいろ案がありましたが、最終的には、壁面に立体文字を設置する事になりました。ステンレス製の箱文字で表面と側面に塗装仕上げになっている看板です。
【施工中】
文字を取り付ける為の原寸原稿を壁に仮で貼付けします。この原稿には文字を取付る
為の位置が記されており、その位置に対して壁に穴をあけていきます。割と地道な作業です。
その為、特別風が強い日や雨の日は作業ができません。もうすぐ、梅雨の時期にはいりますので
工事工程が大変になります。
高所作業車を使っての工事となります。今回は敷地内で作業をする事が出来ました。
歩道や車道にはみ出る場合は道路使用許可申請を行わなければいけません。
管轄の警察署に作業計画図を提出して許可を受けないと工事をする事が出来ません。
【施工後】
白い壁に紫とダークグレーの文字が映えます。やはり看板が付くと外観が一気にお店(この場合は医院)らしくなりますね。年中無休、雨の日も、風の日も、雪の日も、晴天の日も、無言で不特定多数に宣伝する看板はオーナー様の分身であり、思いであり、その費用対効果は計り知れない
ものがあるとあらためて思いました。
マークと院名の箱文字です。文字の厚みは20mm程度です。今回は2箇所(2面)に設置しました。周りの道路からの視認性と来る患者さんの導線を考慮して、設置面と位置が決まりました。先程言いました、自立看板の設置計画もありましたが、壁面を有効的に使う事で、各方向からクリニックがわかるようになりました。自立看板はインパクトがありますが、入り組んだ道路事情では効果を発揮しない場合があります。
続いてはクリニックの入口周りです。
【施工前】
写真右に入口の自動扉があります。その横にある壁面に設置しました。
【施工後】
マークは実は、丸い透明アクリル板に紫色のシートが貼ってあります。それを壁面から浮かせて設置してあります。下の楕円形はステンレスの板にシートを貼って、これもまた壁面から浮かせて設置してあります。住宅でいうところの表札に値する看板で、館銘板と呼んだりします。
続いては、院内の受付の後ろのサインになります。
【施工前】
私共は、カウンターバックサインと呼んでおり、受付空間を彩るオシャレな看板としてのイメージがあります。ダウンライト(天井にある照明)もあり、主役の登場といったところでしょうか。
【施工後】
素材自体が真鍮で、特殊な表面加工が施されています。少し古風なニュアンスの加工です。
ゴールドですが、ピカピカはしていません。取付る為に、タイル面に小さな穴を空けて、文字やマークを一つずつ取り付けていく訳ですが、その穴開けが大変な作業になります。専用の穴あけドリルを使ってゆっくり時間をかけて、タイルが割れないように工事します。
以上、今回は文字取付の多い工事でしたが、今は技術や工具が進化しており、取付られない壁はほとんど無いと思います。これからもお客様が取付したい場所に安全に適正に設置できるよう頑張っていこうと思います。
今回ご紹介したお店の情報
医院名:干隈すみれ内科クリニック
所在地:福岡県福岡市早良区干隈