中央区・衣料卸・株式会社東京白衣(トーハク)様
皆さん、こんにちは。 担当の小嶋です。
今回のお店は【株式会社 東京白衣】様です。
【施工前】から順にご紹介していきます。
【施工前】
どこに看板を設置するか、遠目の写真で考えていきます。
この場合は車の運転手の目線で位置を選定いします。
先程も述べた通り、全面の道からどのように見えるかを
考えて設置位置を試行錯誤していきます。看板はどこにでも設置すれば
いいというものではありません。効果が期待できないと意味がないんですね。
看板を設置するうえで現場調査が一番大事だと考えます。
今回は内照式看板(※1)を希望されていましたので、
最終的に電気配線がどのように通るかも
事前に計画しないといけません。
もちろん電源の位置や電気のアンペア数ワット数も
事前に調べておいて、それに見合った電気容量も
視野に入れて器具の選定にあたります。
※1・・本体の内側に光源がある看板の事です。スポットライトで外から照らすものは
外照式などという事があります。
【施工中】
仕様が決まり、設置位置も決まり実際に地面に穴を開けていきます。
今回の穴の深さはおよそ1mです。
支える柱が2本という事です。
いわゆる埋設式の配線です。大きく言うのであれば、福岡市内の
大通りに電柱が無く電線を地中に埋めている事と同じ事です。電線が
外部に露出しないし、看板の邪魔をしないので、見た目がきれいにまとまります
コンクリートの打設が完了したところです。コンクリートはその穴に隙間なく
入れる事が大事です。写真にはないですが、細い棒を使って穴に出し入れして
空気が上がってくるように促します。空気(気泡)を減らせば減らすほど
強度の高いコンクリートができます。
もともとあったコンクリートと色も強度もなじみます。
写真のBOXは電線の結線部分を保護するための箱です。
雨ざらしにならない様にする為の処置です。
LEDのモジュールが今回の照明器具になります。点1個に4個のLEDの球が入ってます。
今回は両面サイン(2面看板)なので写真の裏側にも同じLEDを同じ数取付てます。
蛍光灯は360°光りますが、このモジュールタイプのLEDは片面発光になります。
細長いランプを使っていた頃を知る私にとっては、何か違和感を感じます(笑)
軽量化出来て、コストパフォーマンスに優れて、本当に良い商品だと思います。
【完成】
今回はアクリル板にカッティングシートを貼りました。
板もシートも光を通す素材で夜になるとそれぞれの色が光ります。
完成です。車が止まっても看板が見える高さで設置する事が出来ました。本体はアルミ材で内部の補強材は鉄です。支柱は鉄製で10㎝×10㎝です。表示面は先程言ったアクリル板5mm+カッティングシート仕様です。景観に合った色合いで建物にもなじんでると思います。
今回ご紹介したお店の情報
店舗名:株式会社 東京白衣
所在地:福岡市中央区荒戸3-7-22